2019-12-03 第200回国会 参議院 外交防衛委員会 第8号
USTRのライトハイザー代表も、自動車関連は含めなかったと発言しています。この結果、貿易のカバー率は五〇%程度で、ガット、WTOのルールにも違反しています。それどころか、協定は安全保障上の措置を妨げないと規定しており、日本車に対する将来の二五%追加関税措置にお墨付きを与えています。
USTRのライトハイザー代表も、自動車関連は含めなかったと発言しています。この結果、貿易のカバー率は五〇%程度で、ガット、WTOのルールにも違反しています。それどころか、協定は安全保障上の措置を妨げないと規定しており、日本車に対する将来の二五%追加関税措置にお墨付きを与えています。
○国務大臣(茂木敏充君) アメリカとの交渉、話合い、昨年四月、マーラ・ラゴ以降、私とライトハイザー通商代表との間で、まず日米の貿易交渉に入る前に、いわゆるFFRと、フリー・フェア・アンド・レシプロカル、この頭文字を取ってFFRと、この話を行いまして、また、昨年九月の日米共同声明に沿って今年の四月から開始をしました日米貿易交渉、相当な数の交渉、話合いをライトハイザー代表、そしてアメリカ側とやってきておりますが
いただきました表現、これは最終的にライトハイザー代表と詰めた上で決めたものでありますが、ウイズ・リスペクト・ツーの後がカスタムズ・デューティーだったら明確でありません。ただ、ウイズ・リスペクト・ツーの後にきちんとジ・エリミネーションという言葉が入っているので、明確に関税撤廃が前提になっている、これは誰が見てもそういう文章だと思います。
それぞれの、田中通産大臣にしても中川先生にしても厳しい交渉をしたと思っておりますが、今回の日米の貿易交渉も、決して最初からライトハイザー代表との間で意見が一致していたわけではなくて、相当、何というか、隔たりがある中で交渉を進めました。
○政府参考人(澁谷和久君) 茂木大臣とライトハイザー代表との間で何度も協議を行ったわけでございますが、ライトハイザー代表を通じて、トランプ大統領の意向というものは私どもとしては確認をしているところでございます。
安倍総理とトランプ大統領の間、茂木大臣とライトハイザー代表の間のやりとりを示していただかないと、追加関税が回避できたかどうか確認できません。大統領選挙を来年に控え、焦っていたのはトランプ大統領であり、日本側が焦る必要はなかったはずであります。にもかかわらず、追加関税というおどしに屈してしまったというのがこの交渉の実態ではないでしょうか。
また、この日米貿易協定とは別途、その他早期に結果を生じ得るものとして、私とライトハイザー代表との間で、デジタル貿易について協議をしようということで、今回、日米デジタル貿易協定について、日米間で最終合意、署名を行ったわけであります。
そして、その旨はライトハイザー代表との間で確認をし、また、記者会見がすぐにその後に、八月二十三日にありましたので、対外的にこのことは発表するということについてライトハイザー通商代表の了解も得ておりますので、この点は明確になっていると思っております。
まず、茂木大臣にお聞きしたいと思いますが、前回の私の二十三日のやりとりで、トランプ大統領と安倍総理との通商拡大法に基づく追加関税がないということのやりとり、それから、ライトハイザー代表と茂木大臣との間の数量規制はないということのやりとり、これをぜひ出してくださいというふうに申し上げたところです。この点について、まだその資料が示されていないということですが、これはどういうわけでしょうか。
○茂木国務大臣 今御指摘のありました二三二条に基づきます追加関税が課されない旨、そしてまた、私とライトハイザー代表との間で、数量規制等、輸出制限的な措置がとられない旨、これにつきましては前回の委員会におきまして御説明を申し上げました。 その上で、その資料等をどうするかについては理事会において話し合われる、そのようなものだと私は承知をいたしております。
○茂木国務大臣 甘目に設定をしたというお話をいただきましたが、すごい議論でしたよ、二十四万二千トンにするのに、ライトハイザー代表との間で。相当な日にちもかけて、違う数字から始まって、どうしてもここに死守をする。
確かに、百八十日後、日本、EU等との協定の交渉について、その進捗状況を報告するようにという大統領の指示が、USTR、ライトハイザー代表に出されたところでございます。 そのことも含めまして、この協定が発効し、協定が誠実に履行されている間は二百三十二条の発動はないということを首脳同士で確認をしておりますので、そういう心配はないというふうに考えております。
○茂木国務大臣 ちょっとライトハイザー代表の英文を見ますと、ウエル、カーズ アー ノット。イット サートゥンリー イズ ザ ジャパニーズ アンビション ツー ハブ カーズ、カーズ タリフ ビー ディスカスト。
こういう旨をライトハイザー代表に対して確認をさせていただいて、このことについては、対外的に発表するということでアメリカもいいかということを確認をとりまして、結構だ、そのように発表してくれて結構だと。こういった形で発表させていただきました。
その上で、ライトハイザー代表の言葉として、レス・ザン・TPPというのをお示しいただきましたが、まさにこれは日本の農産品、これも、TPP、これで譲許した内容よりは少ない。
それぞれの立場が完全に一致していると、こういったような状況ではございませんけれども、今後そのギャップを埋めていくために、実務者レベルでの協議の可能性も含め、更にお互いに努力していくと、こういった形でライトハイザー代表と一致していると、こういった状況にございます。
○政府参考人(大角亨君) 日米貿易交渉では、昨年の九月の共同声明に書かれた内容に沿って進めることとしておりまして、この点は、先月の協議で茂木大臣がライトハイザー代表と改めて確認しているところでございます。また、協議においては、物品貿易とともにデジタル貿易の取扱いについて議論を行うこととされております。
交渉の状況につきましては、それぞれの立場が完全に一致しているということではございませんけれども、今後、そのギャップを埋めていくために、実務者レベルの協議の可能性も含め、更にお互い努力していくということでライトハイザー代表とも一致しているというものでございます。
それぞれの立場が完全に一致しているということではございませんが、今後、そのギャップを埋めていくために、実務者レベルの協議の可能性も含めまして、更にお互い努力をしていくということでライトハイザー代表とも一致をいたしております。
○政府参考人(大角亨君) 今後の日米交渉につきましては、まさに九月の共同声明に書いた内容に沿って交渉を進めることとしておるわけでございますが、そこで具体的に決まっていないことにつきましては、全て茂木大臣とライトハイザー代表との今後の協議によって決まるものでございます。 いずれにいたしましても、具体的な交渉はこれからでございます。
マーラ・ラゴでの夕食会のときに、私から茂木大臣をトランプ大統領に紹介、彼がライトハイザー代表と交渉しますよと、こう申し上げたんですが、トランプ大統領は茂木さんの顔を見て、なかなか手ごわそうな男だなと、こう評価をしていただいたところでございます。
しかし、それはですね、それはライトハイザー代表と茂木大臣が協議をして合意したものであるわけでありまして、ですから、そこでこちらが、これはもう言わばその中には入れないんだということでこちら側が拒否すれば、それは当然入らないわけでございます。まず、あくまでも合意したものであると、こういうことでございます。
まず、この交渉開始の時期、半年近く合意からたっておりますけれども、つい先般、先月二十七日に、アメリカ側の通商代表部ライトハイザー代表が下院公聴会において、三月にも訪日し日本との交渉を始めたいと、そんな意向を示した模様だと聞いておりますけれども、これ、担当の茂木大臣、いつぐらいから交渉が始まるんでしょうか。
具体的に何を対象とするかについては、茂木大臣とライトハイザー代表で今後協議し、合意したもののみが入ることになります。 いずれにせよ、今後の日米交渉は、昨年九月に私とトランプ大統領との間で合意をした日米共同声明に沿って行い、日本の国益をしっかりと確保していく考えであります。
そして、この早期に結果を生じ得るものについては、今後は、茂木大臣とライトハイザー代表で交渉して合意したもののみが入るということになります。
共同声明の四項目では、書いてあるとおりで限定はかかっておりませんが、実際にどのような交渉を行うかにつきましては、今後、その分野や範囲につきましては、茂木大臣とライトハイザー代表で協議して合意したものが交渉の対象になると考えております。
幸い、茂木大臣もライトハイザー代表に負けず劣らずタフな交渉者でございます。性格は優しい方なんですが、交渉は厳しくいっておりますので、どうか御安心いただきたいと、このように思います。
○徳永エリ君 茂木大臣にお伺いいたしますけれども、茂木大臣とUSTRのライトハイザー代表との間で行っていたFFR、このFFRとTAG交渉との関係はどうなっているんでしょうか。また、麻生財務大臣とペンス副大統領との間で行われている日米の経済対話とこのTAGとの関係について、ここを整理して御説明をいただきたいと思います。
そのときに、世耕大臣は、この日の夜から出かけられて、そしていわゆるUSTRのライトハイザー代表を含めてお会いするのだ、そしてお話をするのだというお話もあのときあったかと思います。
しかし、それは、そう簡単にルールを変えるというのは、ガラス細工のようなものでありますから、そう簡単なことではないのは事実でありますが、いずれにせよ、彼らが、どうすればいいものになると考えているかということについては、まさにこれから茂木大臣が米国のライトハイザー代表と話していく中においてはそういう議論もあるんだろう、このように思います。